75のお尻フリフリ病・・・見てみないフリしてました。
でもね、こないだの75ミサで姐御(saetta様)の75のビルシュタインの真新しい乗り心地を知ってしまったら、もうゴマカシは利きません。
で・・・ネットをあさる。
ビル・・・¥60000
コニ・・・¥62000
ザックス・・・¥53000うーん、やっぱりこんなもんか。
ビル、コニはともかく、ザックスってショックも作ってるんですね〜。評価をあんまり聞いたことないけどどうなんだろ?
コニは固いって聞くし、今回探したものは減衰調整可とはいえ調整するためには車体から外さないといけないらしい。こんなの使いこなせるだろうか?
ビルは今着いてるのがビル。ってことは4万出せばオーバーホールできるなぁ。性能は100%戻らないにしてももう1回ビル買うくらいなら他のショックを試してみて気に入らなければビルをOHってのも手か・・・しかしそれだと10万コース。うーむ。
モンロー・・・¥25100??
なんじゃこりゃぁぁ!?
安い!安すぎるよアニキ!!(←誰?)
しかもモンローって純正に近い味付けながら、結構イイヨ!って噂は何度か聞いたことがある・・・
しかもこれなら失敗してもビルOHで6万5千・・・有りやなw
んで、早速オークションに入札〜♪

到着しました〜♪
で、早速装着。

まずはリアから。リアは普通にバネが着いててサスとは別体。スプリングコンプレッサーを付けてみる。2000〜3000円くらいか?そんなに高くないのでサスを頻繁に交換するなら必須のツールですね!今回のツールはデルタのサスを頻繁に換えてた
さむがわからボッシュートした一品です。
75のリアは上下が1つのナットで止まっているだけ。
下は目視可能なので上のマウントを探す。

やっと見つけたのがリアシートの裏側。すげぇ所にあるなぁ。

下側はこれね。

取り外すとこんな感じ。
心持、ビルの方が長いんですね。まあ、車重がかかったら両方縮むので関係なし。
次はフロントですが、アッパー側がエンジンルーム内にあります。左はウォッシャータンクの下。(タンクは外さないと作業できません)
右側はエアフロセンサーとスロットルボディーを繋ぐゴムのジャバラパイプを外した方が作業効率が良いです。
今回は更に作業性を上げるため、エアクリボックスの上半分も外しました。

ロワー側は上の写真の下段のような感じ。13mmのボルト2本で止まってます。

交換するとこんな感じ。
ビルが黄色で目立っていたので、モンローはちょっと控えめな感じですね。
で、肝心の交換した感想ですが・・・
サスを外した状態で手でビルとモンローを縮めた時、ハッキリ言ってビルの方が固いんですね。しかも動きもスムーズ。これがホントに抜けてるのか!?お尻フリフリはサスじゃなくブッシュとかのヘタリが原因では!?と自分の診断を疑ってしまいました。
しかしモンローを装着して走ると断然安定感が増していました。
結局サスは外して人の手で見てもヘタリは分からないというのが私の感想です。
車重がかかって縮んだ状態から、細かい上下運動をどれだけ吸収できるかがサスの仕事なわけですから、ブルーワーカーやビリー隊長にちょっと鍛えてもらったくらいの人力では判定不可能です(笑)
あと、ビルの時は直線フル加速で段差を踏んだ時にホイールが空転してるのが分かりました。モンローではしっかり段差も含めて路面を掴んでいます。結局ビルは抜けて路面追従もできなくなっていたんですね。
で、肝心のモンローですが・・・
街乗りではちょっと路面のギャップを拾らいすぎる感じはあります。でもマイルド。ビルが固かったので余計に感じるのかもしれません。
で、スポーツ走行になるとしなやかなロール感を出しつつ、粘り強いフィールを出します。
なんとなくジュリアに似たアルファ独特の粘り足を再現しているようなイメージですね。
かといって柔らかい!って訳ではなく、私程度のスポーツ走行なら十分な性能を発揮してくれています。
コーナリングのラインでもイメージよりも鼻先一つインに食い込める感じもあります。
本音を言うと、姐御のビルを着けた75のしっかり感の方が私は好みですし、本当にハードな走行をする人なら物足りなさがあるかもしれません。しかしコストパフォーマンスや先に述べた性能を考えると、私は120点を付けたいです^^
ビルOHも当面先送りでOKっぽいっす(笑)