たまに晴れても75やGTAの世話。
遅々として進まない虎の子レストア。
まあ、秋までに直ればいいのかな・・・。
とりあえず、GTAのコンプレッション低っ!事件から圧縮というのが気になって仕方がない。
コンプレッションゲージを購入して虎の子のエンジンを測定してみた。

まずは下準備。
プラグコードを抜いて、プラグを全て外します。
そして抜いたプラグに触れて感電しないように、イグニッションコイルからデスビに入るコードも念のため抜いておきます。
む・・・4番プラグがエラくキレイ。
というか焼けていない!?
嫌な予感が・・・。

で、コンプレッションゲージをプラグホールに押し付けながら、アクセルを全開(キャブのバタフライを開けないとシリンダーに空気が入らないので圧縮が測定できない)、そしてセルを軽く回します。
私が購入したゲージはプラグホールにネジ込むアダプタがないタイプなので、2人がかりで作業する必要がありました。(今回は髭がセル担当)
するとゲージが振れるので、その値を読みます。
予断ですが、圧縮比とコンプレッションを私は同意だと思っていましたが、圧縮比はあくまでシリンダー、ピストンを組み上げた際の空気の最大気圧と最小気圧の比だけなんですね。
対してコンプレッションは圧縮圧力に当たりますので、ピストンが上死点に向かう際に発生する気圧による力だそうで。
いや、お恥ずかしい。

で、結果は1〜3番は10前後のコンプレッションがあったですが、4番は0! 針はピクリともしません。
結論。
多分バルブが開きっぱなし。
4番なので、オイルのフィラーキャプをあけるとロッカーアームの動きが見れましたが、やはりエキゾースト側のバルブの動きがおかしいです。(なんかスロー)
OHVエンジンはバルブとピストンは当たらない設計だというような事を聞いたことがあるのですが、多分タペット音だと思っていたのもバルブとピストンが当たってた音なんでしょうね。。。
で、そのせいでバルブが曲がって動きにくくなり、開きっぱなし・・・。
こう考えるのが順当でしょう。
さて・・・遂に私もヘッドを降ろす試練を迎えることになったか。